目の下が赤くなって、その周辺が腫れているように見えるのが赤クマです。青クマと同様、寝不足や冷え、目の酷使などで起こります。青クマは静脈のうっ血ですが、赤クマは静脈と動脈両方のうっ血によりできることがあります。
基本的には、青クマ同様、血行を良くするようにします。
蒸しタオル
電子レンジで温めたタオルやお湯で温めたタオルを、目の上に5分ほど乗せて目を温めます。目の周りがじんわりと温かくなり、血行が促進された実感をすぐに得られます。温めるだけでも抜群の効果ですが、さらに時間に余裕があれば、今度は冷たいタオルで冷やす。これを2~3回繰り返すことによって血行がより良くなります。
目の前がパッと明るくなり、元気な目元がよみがえります。
電子レンジで蒸しタオルを作るときは、ハンドタオルを水で濡らした後、普通と同じように絞って、600ワットの電子レンジで30秒ほどでほんのり温かい蒸しタオルが完成します。
目元のマッサージ
スマホやパソコン、ゲームなどで目が疲れたときに、まず目の周りにクリームを塗って滑りを良くしておきます。
人差し指、中指、薬指の3本の指の腹を使って、まず目の下のくぼみの骨に沿って、目尻から目頭に向かって、気持ちいい程度に優しくマッサージします。
次にまぶたの上の骨に沿って、目頭から目尻に向かって、気持ちいい程度に優しくマッサージします。
全身の血行促進
青クマは、眼精疲労ばかりでなく、肩や首のこりから来る全体的な血流の悪さとも関係があります。適度な運動や入浴で筋肉をほぐし、全身の血の巡りを良くすることも大切です。